南林間
そばダイニング TAGURU

小田急線を相模大野から江ノ島方面に少し、神奈川県は南林間駅にある蕎麦屋酒専門店「そばダイニング TAGURU」さんに、日本酒友達からのご縁で伺うことが出来ました。こちらの最大の特徴としては、もちろんお蕎麦も大変美味しいのですが、扱っている日本酒がすべて神奈川県の蔵だということです。僕も神奈川出身なので嬉しくなります。

こちらのご主人である田中さんは、とても温和で物腰柔らかな雰囲気なのですが、そのこだわりは一本筋が通っており「お酒を飲まないお客様のみのご来店はNG」なのだそう。ですが決して敷居が高い訳ではなく、江戸時代に庶民が楽しんでいた「仕事帰りに蕎麦屋で日本酒を一杯」というスタイルを気軽に楽しんでもらいたいという思いがあるのだそうです。

1Fのカウンターに座りましたが、木が多く使われた内装はカジュアルで居心地が良く、お酒をどんどん飲んでしまいそう…今回はお料理をお任せで出していただくことにしました。


まずは、蕎麦味噌



天青(神奈川) 千峰 純米吟醸 夏吟
1杯目のお酒にはスッキリ系、湘南にある蔵元「熊澤酒造」さんの天青の夏酒から。爽やかなブルーボトルのイメージそのままの味です。


前菜6品盛り合わせ(左側)
ズッキーニのナムル、稚鮎の南蛮漬け、福耳唐辛子


前菜6品盛り合わせ(右側)
鱧の煮こごり、鴨の生ハム、ゴーヤの梅肉和え

お野菜はすべて地場のものを使っているらしいです。地場のお野菜に地元のお酒…酒呑みの心を鷲掴みにしてくれます。


名物!豚バラと里芋のコックリ煮


神奈川が誇る食中酒の代表格、相模灘の飲み比べ
左:相模灘(神奈川) 純米吟醸 美山錦 無濾過瓶囲い
右:相模灘(神奈川) 槽場詰め 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒

お米も同じで、同じく純米吟醸。ものすごく簡単にいうと、火を入れているか入れてないかの違いで、個人的な感覚でいうと火入れの方が相模灘らしいと言えるかもしれません。


とうもろこしの天ぷら
旬の甘いトウモロコシを寄せて揚げてあります。


海老とししとうの天ぷら
立派な海老天は外がサクッと中はプリプリ、1人で2本食べられる幸せ…熱々のうちに天つゆと大根おろしで。


左:昇龍蓬莱(神奈川) 純米吟醸 山田錦60ブレンド
こちらは純米吟醸76%と純米大吟醸24%をブレンドした限定酒。12度の低アルコールで、さっぱり軽快な口当たりで味のバランスも最高です。
右:残草蓬莱(神奈川) 純米 フィーバー777
「フィーバー777」の由来は、7号酵母を使い出羽燦々を77%精米で作ったお酒なので、7が3つ並んで「777」と名付けたそう、とてもユニークなネーミング。不思議な酸味とガス感が広がり、低精米ながら後味もキレよく爽やか。


松みどり(神奈川) 澤のしずく
神奈川のお酒なのに今まで知らなかったのが、この「松みどり(松美酉)」でした。夏季限定酒で、キリッと辛口。


茄子の冷製煮浸し


TAGURUの焼き鳥
ここまでのお料理も素晴らしかったのですが、今日イチバンはこの焼き鳥!!香ばしく焼き上げられてから濃厚なタレを絡めた逸品です。


左:隆(神奈川) 純米吟醸「緑ラベル」阿波山田錦
右:隆(神奈川) 純米吟醸 信州美山錦
タレが絡んだ焼き鳥には、これくらいしっかりなお酒がベストマッチ!こちらも相模灘と並ぶ神奈川の食中酒の代表選手ですよね。


もりそば
あまりのお料理たちの素晴らしさに、一瞬蕎麦屋であることを忘れてしまいそうですが…いやいや、ここからが本番。農家直送の蕎麦の実を自家製粉した手打ち十割蕎麦で、香りと喉ごしが良く、量も選べるのでたっぷり食べれて嬉しいです。

伺ったのは夏でしたが「新蕎麦」と書かれていて、新蕎麦は10〜11月に出てくるものと思っていたのですが、店主に聞くと最近は早くに収穫される蕎麦の実もあるそうですね。ひと足先に新物をいただけてちょっと得した気分。


そば茶の白プリン



いやぁ、お腹いっぱい大満足です!
少しずつ美味しいお料理をつまみながら、見事に揃った神奈川のお酒をチビリチビリ…そして〆に香りの良い蕎麦をズズズッとすすれば、江戸町人の喜びを味わった…そんな夜でした。

ご馳走さまでした!!

そばダイニング TAGURU
046-219-1574
神奈川県大和市南林間2-8-2

営業時間:[火~金]18:00~23:00(L.O)
     [土・日・祝]12:00~14:00(L.O) 18:00~23:00(L.O)
定休日 :月曜(祝日の場合、翌火曜日)

南林間
そばダイニング TAGURU

小田急線を相模大野から江ノ島方面に少し、神奈川県は南林間駅にある蕎麦屋酒専門店「そばダイニング TAGURU」さんに、日本酒友達からのご縁で伺うことが出来ました。こちらの最大の特徴としては、もちろんお蕎麦も大変美味しいのですが、扱っている日本酒がすべて神奈川県の蔵だということです。僕も神奈川出身なので嬉しくなります。

こちらのご主人である田中さんは、とても温和で物腰柔らかな雰囲気なのですが、そのこだわりは一本筋が通っており「お酒を飲まないお客様のみのご来店はNG」なのだそう。ですが決して敷居が高い訳ではなく、江戸時代に庶民が楽しんでいた「仕事帰りに蕎麦屋で日本酒を一杯」というスタイルを気軽に楽しんでもらいたいという思いがあるのだそうです。

1Fのカウンターに座りましたが、木が多く使われた内装はカジュアルで居心地が良く、お酒をどんどん飲んでしまいそう…今回はお料理をお任せで出していただくことにしました。


まずは、蕎麦味噌



天青(神奈川) 千峰 純米吟醸 夏吟
1杯目のお酒にはスッキリ系、湘南にある蔵元「熊澤酒造」さんの天青の夏酒から。爽やかなブルーボトルのイメージそのままの味です。


前菜6品盛り合わせ(左側)
ズッキーニのナムル、稚鮎の南蛮漬け、福耳唐辛子


前菜6品盛り合わせ(右側)
鱧の煮こごり、鴨の生ハム、ゴーヤの梅肉和え

お野菜はすべて地場のものを使っているらしいです。地場のお野菜に地元のお酒…酒呑みの心を鷲掴みにしてくれます。


名物!豚バラと里芋のコックリ煮


神奈川が誇る食中酒の代表格、相模灘の飲み比べ
左:相模灘(神奈川) 純米吟醸 美山錦 無濾過瓶囲い
右:相模灘(神奈川) 槽場詰め 純米吟醸 美山錦 無濾過生原酒

お米も同じで、同じく純米吟醸。ものすごく簡単にいうと、火を入れているか入れてないかの違いで、個人的な感覚でいうと火入れの方が相模灘らしいと言えるかもしれません。


とうもろこしの天ぷら
旬の甘いトウモロコシを寄せて揚げてあります。


海老とししとうの天ぷら
立派な海老天は外がサクッと中はプリプリ、1人で2本食べられる幸せ…熱々のうちに天つゆと大根おろしで。


左:昇龍蓬莱(神奈川) 純米吟醸 山田錦60ブレンド
こちらは純米吟醸76%と純米大吟醸24%をブレンドした限定酒。12度の低アルコールで、さっぱり軽快な口当たりで味のバランスも最高です。
右:残草蓬莱(神奈川) 純米 フィーバー777
「フィーバー777」の由来は、7号酵母を使い出羽燦々を77%精米で作ったお酒なので、7が3つ並んで「777」と名付けたそう、とてもユニークなネーミング。不思議な酸味とガス感が広がり、低精米ながら後味もキレよく爽やか。


松みどり(神奈川) 澤のしずく
神奈川のお酒なのに今まで知らなかったのが、この「松みどり(松美酉)」でした。夏季限定酒で、キリッと辛口。


茄子の冷製煮浸し


TAGURUの焼き鳥
ここまでのお料理も素晴らしかったのですが、今日イチバンはこの焼き鳥!!香ばしく焼き上げられてから濃厚なタレを絡めた逸品です。


左:隆(神奈川) 純米吟醸「緑ラベル」阿波山田錦
右:隆(神奈川) 純米吟醸 信州美山錦
タレが絡んだ焼き鳥には、これくらいしっかりなお酒がベストマッチ!こちらも相模灘と並ぶ神奈川の食中酒の代表選手ですよね。


もりそば
あまりのお料理たちの素晴らしさに、一瞬蕎麦屋であることを忘れてしまいそうですが…いやいや、ここからが本番。農家直送の蕎麦の実を自家製粉した手打ち十割蕎麦で、香りと喉ごしが良く、量も選べるのでたっぷり食べれて嬉しいです。

伺ったのは夏でしたが「新蕎麦」と書かれていて、新蕎麦は10〜11月に出てくるものと思っていたのですが、店主に聞くと最近は早くに収穫される蕎麦の実もあるそうですね。ひと足先に新物をいただけてちょっと得した気分。


そば茶の白プリン



いやぁ、お腹いっぱい大満足です!
少しずつ美味しいお料理をつまみながら、見事に揃った神奈川のお酒をチビリチビリ…そして〆に香りの良い蕎麦をズズズッとすすれば、江戸町人の喜びを味わった…そんな夜でした。

ご馳走さまでした!!

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046-219-1574
神奈川県大和市南林間2-8-2

営業時間:[火~金]18:00~23:00(L.O)
     [土・日・祝]12:00~14:00(L.O) 18:00~23:00(L.O)
定休日 :月曜(祝日の場合、翌火曜日)

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