新宿
番番

この日は新宿スタンド酛さんで「新政を楽しむ会」があって、25BYの亜麻猫やらNo.6やら新政90などを思う存分堪能してきましたが、その帰りに歌舞伎町の歴史ある居酒屋「番番」さんに寄りました。こちらのお店は、厨房をぐるりと囲むように設置されたカウンターだけのお店で、リーズナブルで美味しくて、いつもギュウギュウの満員なのですが、この日はたまたま少し空いていました。

「新政を楽しむ会」の帰りに寄ったのも、このお店を取り上げさせていただいたのも、じつは理由があるんです。初めてこのお店に伺ったのはもう3年ほど前だったと思いますが、その時はまだ「やまユ」も「亜麻猫」も「No.6」も知らなかったですし、「新政」というと(本当に失礼な話ですが)昔ながらの地酒の1つ、という程度のイメージしかありませんでした。

ですが、こちらに初めてきた時に、置いてある銘柄も6〜7種類くらい(いずれも普通酒)なので片っ端から飲んでいたら、この「新政」はその他の銘柄とは明らかに違い(単に口に合ったということなんでしょうが)、美味しいお酒だなぁと思い、僕が初めて「新政」という銘柄を意識するようになるきっかけになったお店でもあるんです。


…と、前置きが長過ぎて焼鳥が焼き上がってきちゃいました。笑

焼鳥:(左から)しろ、つくね、ねぎま、かしら、ひな正


これ全部100円!メチャクチャ良心的な値段です。※「焼き鳥」と書きましたが、”しろ”と”かしら”は豚ホルモンですよね。


新政(秋田)秋田流純米酒
グラスに一合なみなみ入って450円。

ラベルを見ても、いわゆる「普通酒」という感じの佇まいですが、口に含んでみると普通酒にありがちなピリッとくる「アルコール感」がほとんどないんです。おそらく、きっちり火も入っているでしょうから派手な香りはありませんが、旨味と甘みは穏やかに広がり、後味はスッと消えて飲み疲れしないタイプのお酒です。

これだけバランスがとれていて美味しいお酒が、一合450円で飲めるのは嬉しいです。もちろん、お酒の定価も考えれば、お店が原価率の部分で頑張っているからというのも大きいのですが…

裏のラベルもいつもの新政と同じフォーマットですね。

ちなみに、日本名門酒会さんのホームページを調べていたら、この「秋田流純米酒」は2013年1月よりリニューアルをして生酛造りになったそうです。ということは、僕がこのお店で初めて飲んだバージョンと、この日に飲んだバージョンは違うということになりますが、正直大きな違いは感じませんでした。(横に並べて飲み比べれば分かるかもしれませんが、、、)


焼きなす


「新政を楽しむ会」のジャンケン大会でゲットした「NEXT5」の猪口。


あと、この日は頼みませんでしたが「煮込み(とうふ入り)」は番番のスペシャリテです。割とあっさり目の味噌仕立てで、モツと豆腐のコンビネーションが最高。小鍋にグツグツ煮込まれて出てきます。


お店の紹介というより、僕と新政の出会いみたいな話になってしまいましたが、「秋田流純米酒」はこのお店くらいでしか見たことがないので煮込みや焼鳥に合わせて楽しんでみてください。

「新政を楽しむ会」で、八代目蔵元の佐藤祐輔さんが、25BYから定番であるNo.6がすべて生酒になるという話をされていたので、新政の火入れ酒というとこの「秋田流純米酒」くらいしか無くなるのではないでしょうか?という意味では非常に貴重なお酒と言えるかもしれません。

酒は人と人をつなぎ、店は酒と人をつなぐ。
どうも、ご馳走さまでした!


…そういえば、白髪のご主人はもう店に立っていないそうですが、まだご存命とのことで安心しました。

番番
03-3200-9354
東京都新宿区歌舞伎町1-16-12 梅谷ビル B1F

営業時間:17:00~23:45
定休日 :無休

新宿
番番

この日は新宿スタンド酛さんで「新政を楽しむ会」があって、25BYの亜麻猫やらNo.6やら新政90などを思う存分堪能してきましたが、その帰りに歌舞伎町の歴史ある居酒屋「番番」さんに寄りました。こちらのお店は、厨房をぐるりと囲むように設置されたカウンターだけのお店で、リーズナブルで美味しくて、いつもギュウギュウの満員なのですが、この日はたまたま少し空いていました。

「新政を楽しむ会」の帰りに寄ったのも、このお店を取り上げさせていただいたのも、じつは理由があるんです。初めてこのお店に伺ったのはもう3年ほど前だったと思いますが、その時はまだ「やまユ」も「亜麻猫」も「No.6」も知らなかったですし、「新政」というと(本当に失礼な話ですが)昔ながらの地酒の1つ、という程度のイメージしかありませんでした。

ですが、こちらに初めてきた時に、置いてある銘柄も6〜7種類くらい(いずれも普通酒)なので片っ端から飲んでいたら、この「新政」はその他の銘柄とは明らかに違い(単に口に合ったということなんでしょうが)、美味しいお酒だなぁと思い、僕が初めて「新政」という銘柄を意識するようになるきっかけになったお店でもあるんです。


…と、前置きが長過ぎて焼鳥が焼き上がってきちゃいました。笑

焼鳥:(左から)しろ、つくね、ねぎま、かしら、ひな正


これ全部100円!メチャクチャ良心的な値段です。※「焼き鳥」と書きましたが、”しろ”と”かしら”は豚ホルモンですよね。


新政(秋田)秋田流純米酒
グラスに一合なみなみ入って450円。

ラベルを見ても、いわゆる「普通酒」という感じの佇まいですが、口に含んでみると普通酒にありがちなピリッとくる「アルコール感」がほとんどないんです。おそらく、きっちり火も入っているでしょうから派手な香りはありませんが、旨味と甘みは穏やかに広がり、後味はスッと消えて飲み疲れしないタイプのお酒です。

これだけバランスがとれていて美味しいお酒が、一合450円で飲めるのは嬉しいです。もちろん、お酒の定価も考えれば、お店が原価率の部分で頑張っているからというのも大きいのですが…

裏のラベルもいつもの新政と同じフォーマットですね。

ちなみに、日本名門酒会さんのホームページを調べていたら、この「秋田流純米酒」は2013年1月よりリニューアルをして生酛造りになったそうです。ということは、僕がこのお店で初めて飲んだバージョンと、この日に飲んだバージョンは違うということになりますが、正直大きな違いは感じませんでした。(横に並べて飲み比べれば分かるかもしれませんが、、、)


焼きなす


「新政を楽しむ会」のジャンケン大会でゲットした「NEXT5」の猪口。


あと、この日は頼みませんでしたが「煮込み(とうふ入り)」は番番のスペシャリテです。割とあっさり目の味噌仕立てで、モツと豆腐のコンビネーションが最高。小鍋にグツグツ煮込まれて出てきます。


お店の紹介というより、僕と新政の出会いみたいな話になってしまいましたが、「秋田流純米酒」はこのお店くらいでしか見たことがないので煮込みや焼鳥に合わせて楽しんでみてください。

「新政を楽しむ会」で、八代目蔵元の佐藤祐輔さんが、25BYから定番であるNo.6がすべて生酒になるという話をされていたので、新政の火入れ酒というとこの「秋田流純米酒」くらいしか無くなるのではないでしょうか?という意味では非常に貴重なお酒と言えるかもしれません。

酒は人と人をつなぎ、店は酒と人をつなぐ。
どうも、ご馳走さまでした!


…そういえば、白髪のご主人はもう店に立っていないそうですが、まだご存命とのことで安心しました。

番番
03-3200-9354
東京都新宿区歌舞伎町1-16-12 梅谷ビル B1F

営業時間:17:00~23:45
定休日 :無休

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